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「看板ホームページ」は無益どころか有害

レトロな看板

「看板ホームページは有害だ」というのが私の持論です。「看板ホームページ」とは「看板娘」や「金看板」のような肯定的な意味ではなく、「作ったものの更新されず、風化して朽ちていくホームページ」のことです。このことは、不定期に開催している通訳案内士向けHP制作セミナーや、お客様との会話の中で話しており、先日出版した「通訳ガイドのインバウンドマーケティング」にも書きました。

「ホームページは名刺」という人もあります。また、存在証明のような意味合いもあります。契約時には、事業内容の証としてホームページのURLとトップページの画面イメージの提出を求められることもあります。

しかし、何ヶ月も、あるいはもっと悪くて何年も更新されないホームページはどうでしょうか。ホームページの最終更新日が何年も前になっている企業や個人事業主とは、積極的に取引したいとは思わないのではないでしょうか。

ホームページがないならないでやむを得ないと思うのですが、作るコスト(費用と労力)はかけたのに、その後何もしていないのは、運営者の経営状態に何か問題があるのではないか、と思う人があっても不思議ではないと思います。

看板ホームページは、ビジネスを行う上で陥ってはいけないアンチパターンのひとつだと考えています。でなぜ、「看板ホームページ」になってしまうのでしょうか。

インタビューした訳ではないのですが、看板ホームページは、業者に作ってもらって、運用を委託していないケースが多いように感じています。見た目はきれいでブログも用意されているのに更新されないままというのは、作った人にはスキルがあり、運用する人がいないか、あるいは担当がいてもスキルがないか、いずれかだと思われるからです。

ところで、ホームページは和製英語だと言われることもありますが、正しい英語です。ただし、トップページだけを意図して使う人もいますので、英語ではwebsiteとした方が無難です。

本記事はオルタナティブブログ「トツカワ警部が行く!」に投稿した「更新されないホームページは、ないより悪い?」を元に加筆したものです。

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