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マイクロソフトOfficeは比較的高額なソフトウェアですが、事実上の標準(デファクトスタンダード)となっているため、使わざるを得ないという面があります。Mac OSとiOSには、ワードプロセッサのPages、表計算ソフトのNumbers、プレゼンテーションソフトのKeynoteという優れたソフトウェアが付いていますが、他所から送られてくるファイルや、提出すべきファイルがマイクロソフトOfficeのため、当事務所でも必然的にマイクロソフトOfficeを使用しています。
当事務所では、MacBook Air(Mac OS X Yosemite)、仮想化ソフトParallelsを使ってMacBook AirにインストールしたWindows 8.1、Lenovo G50(Windows 8.1)の3つのPC環境を使っています。MacBook AirにはOffice 2011を入れていますが、すでにOffice 2016がリリースされています。また、Windows版もOffice 365で先行してOffice 2016がリリースされ、明日9月22日にはパッケージ版もリリースされる運びです。
このように環境や台数が増えてくるとマイクロソフトOfficeの買い方に悩みますが、こんな状況で有効なのが、サブスクリプション(購読)型のライセンスであるOffice 365 Businessです。同一ユーザーが使用する分には、WindowsとMac合わせて5台まで使用できます。さらに、AndroidやiPadのOfficeアプリでも、Office 365のライセンスを使って、合わせて5台まで全機能を利用することができます。
Office 365 Businessは、年払いすると月900円/ユーザー、月払いにすると月1,090円/ユーザーとなります。台数がある程度多いようなら、パッケージ版で購入するよりも安価ですし、常に最新版のOfficeが利用できるので、お得なライセンス形態だと言えます。
なお、マイクロソフト社のサイトでは、パッケージ版は家庭向けのページにしか記載されておらず、法人向けはOffice 365のみの情報となっています。企業は古いOfficeを使い続ける傾向があるため、マイクロソフト社から見るとサポートも大変な上に、継続的な収入が見込めないため、サブスクリプション型を推進しているものと思います。